#3 ロックをブラスバンドで?突然変異的グループ Brass Againstに痺れろ!
ブラスバンドと言われると普通はこんなオーケストラチックな演奏をイメージしたり
高校生や実業団チームの演奏をイメージする方がほとんどだろう。
かくいう管理人もそうだったのだが、
先日そんな既成概念を打ち壊してくれるグループを見つけてしまった。
彼らの名はBrass Against。
ギター担当Brad Hammonds率いるBrass Againstは、"Exceptional Music"つまりトガった音楽をテーマにロックの名曲をブラスバンド形式でカバーするグループだ。メンバーはボーカル以外にサックス,トロンボーン,トランペット,スーザフォン,ドラムで構成。
グループ名が示唆しているようにRage Against The Machine(&Audioslave)の名曲を中心に他にもToolの曲などもカバーしている。
ひとまずAudioslaveカバーの最新発表曲をお聴きいただこう。
トランペットの音でヘドバンしたくならなかった人はブラウザバックして結構です。そう言い放ってしまう程衝撃を受ける音色だ。
まず一見ロックには合いそうにない吹奏楽器が重層的に組み合わさることで、ロックらしい'歪み'のような音を生み出していることに驚く。また奇をてらってロックを選んでいるのではなく、節々のアレンジに原曲愛やロックに対するリスペクトが感じられるのがクールだ。
ボーカルの歌唱力がハンパないのは言うまでもないが、ここまで「痺れ」るさせてくれるアーティストは久しぶり!
他にもToolのThe Potカバーや
レイジのGuerrilla Radioカバーが特にオススメだ。
残念ながら各種円盤は未発売でストリーミングサービスでは聴くことが出来る。
最後に彼らの公式ページのリンクを貼っておく。興味のある方は覗いてみてはいかが?